「帰途」平山平一さんの詩集から
観劇帰りのひとよ
立って
席を譲れ
明日 きみらがまだ床にあるとき
早くも冷たい朝風をきって
仕事で急ぐ人に
立って
席を譲れ
彼は97歳でなくなりました。
かすかな風に
風鈴がなってゐる
目につむると
神様 あなたが
汗した人のために
氷の浮かんだコップの
匙をうごかしてをられるのが
きこえます。
良い詩だな

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